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  なぜ価格に違いが出るのか?ハウスメーカー・工務店・地域ビルダーのコスト構造を解説

お役立ち情報 2025/07/31

なぜ価格に違いが出るのか?ハウスメーカー・工務店・地域ビルダーのコスト構造を解説

家づくりにおける「価格の違い」は、どこから生まれる?

同じ広さ・同じ仕様に見える家でも、会社によって見積価格が大きく異なる──家づくりを検討中の方であれば、一度は経験するギモンです。

「ハウスメーカーは高い」「地元の工務店は安い」などのイメージが先行しがちですが、実は価格の違いには明確な“構造”があります。

これは単に原価や材料費の違いではなく、企業ごとの経営スタイルや体制の違いから生まれるもの。広告費や人件費、施工体制や外注の有無、保証内容やアフターサービスまで──住宅の価格は、こうした見えにくい要素が積み重なってできているのです。

ここではハウスメーカー・地域工務店・地元ビルダーなど、住宅会社のタイプごとに異なるコスト構造を解説。価格の根拠を正しく理解することで、自分にとって「納得できる家づくり」の見極め方が見えてきます。

価格に影響する「住宅会社のちがい」とは?

住宅の価格は、間取りや設備などの仕様によって決まる──そう考える方は多いでしょう。確かにそれも正解ですが、実際には「どんな会社が建てるか」によって、大きくコスト構造が変わります。

たとえば大手ハウスメーカーは、テレビCMや住宅展示場への出展など、広告宣伝費や営業経費が多くかかる傾向があります。さらに自社の研究・開発部門を持ち、全国規模で商品開発やモデルハウス展開を行うなど、その分コストが反映されやすい構造になっています。

一方、地元の小規模な工務店では広告費を抑え、その分、設計や現場対応に人手をかけていたり、施主と直接やり取りをすることでコストを削減していたりします。ただし規模が小さい分、資材の仕入れコストが割高になりやすかったり、担当者の経験値によって品質に差が出たりするケースも見受けられます。

また、施工体制も価格に大きく影響します。自社で施工まで一貫して行う会社と、設計・施工を外注している会社では、発生する中間マージンや管理コストが異なります。下請け業者への依存度が高い会社では、施工品質のばらつきや伝達ロスが発生することもあるため、価格と品質のバランスに注意が必要です。

つまり価格差とは、「どの会社が、どこまでを自社で担い、どのようにコストをコントロールしているか」の違いなのです。

見積の出し方にも「会社ごとの傾向」がある

見積価格を比較する際、もうひとつ注意が必要なのが「見積の出し方」。見積の構成や表示方法には、会社によって大きな差があります。

たとえばハウスメーカーの場合、「本体価格の中にあらゆる費用が含まれている」ケースが多く、建物価格が一見高く見える傾向があります。地盤改良費や設計費、外構費、各種申請費、カーテンや照明、場合によっては仮住まいや引越費用のサポートなども含まれることがあり、打ち合わせ時点で全体像が見えやすいのが特徴です。

一方、工務店や地域ビルダーの中には、「最低限の基本仕様」でまず見積を出し、打ち合わせの進行に応じてオプションや仕様変更が追加されていくスタイルを採用している場合があります。この場合、最初の金額はかなり安く見えるものの、実際には建築が進むごとに費用が増え、最終的に予算をオーバーしてしまうケースも少なくありません。

どちらが良い・悪いではなく、会社ごとに見積の傾向が異なるということ。大切なのは、「何が含まれていて、何が含まれていないか」を明確に把握し、価格の全体像を正しく比較することです。坪単価や合計金額だけで判断せず、見積書の内訳や“別途工事”の有無なども確認しながら、納得できる価格判断をしていきましょう。

両備ホームズの価格設計とコストバランス

両備ホームズでは、価格の“納得感”を大切にした提案を行っています。

大手メーカーに比べて広告宣伝費を抑え、自社グループ内で設計・施工・アフターまで一貫して担う体制を整えることで、中間コストを削減。さらに地元企業ならではのネットワークで、資材調達や現場管理も効率化しています。こうした見えない部分の工夫によって、コストを抑えながらも、品質と対応力の両立を実現しています。

具体的には、全棟で耐震等級3を取得し、地震に強い構造体「コーチパネル構法」を標準採用。高断熱仕様やパッシブ設計によって、住んだあとの光熱費を抑える工夫も取り入れています。つまり、建物本体の価格だけでなく、長く暮らしていく中でかかる、ライフサイクルコストまでを見据えた設計がなされているのです。

また見積においても、お客様に誤解が生まれないよう「含まれる内容・別途必要な費用」を丁寧にご説明。将来のメンテナンス費用や光熱費まで見据えたライフサイクルコストの視点で、価格の納得感をご提供しています。

私たちは安く見せることではなく、正しく伝えることを大切にしています。仕様やコストに関するご質問にも、設計士や営業スタッフがしっかりと向き合い、お客様の不安や疑問を丁寧に解消します。

「高すぎず、安すぎない家」に納得できる理由

家づくりの価格は、「安いからいい」「高いから安心」という単純な話ではありません。大切なのは、その価格にどれだけの価値があるかという、納得できるコストバランスです。

両備ホームズでは、地元企業としての効率的な体制と自社グループによる一貫施工により、中間マージンを抑えた価格設計を実現しています。さらに、全棟で耐震等級3や長期保証制度など、住まいの安心を高める品質と体制も標準装備。こうした見えない部分の質も含め、総合的にご満足いただける家づくりを目指しています。

私たちはまた、家を建てること自体がゴールではなく、その先にある「安心して暮らし続けられること」「不安なくメンテナンスできること」こそが、本当に満足できる家づくりだと考えています。だからこそ住宅性能や保証体制だけでなく、アフターサポートや暮らしの相談にも丁寧に向き合い、「この家にしてよかった」と思える体験を提供しています。

「なぜこの価格なのか」「何が含まれていて、何が別途なのか」を正直にご説明し、ご納得のうえで進めていくこと。それが、後悔しない家づくりの第一歩です。

価格だけでは見えない“納得感のある選択”。ぜひ、両備ホームズで体感してみてください。

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