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  パッシブデザインとは?自然の力を活かした快適な家づくり

お役立ち情報 2025/07/25

パッシブデザインとは?自然の力を活かした快適な家づくり

その心地よさ、自然の力がつくっています

家を建てるとき、設備や機能に目を向ける方は多くいますが、「自然の力をどう活かすか」という視点まで持てる方は、決して多くありません。

たとえば南から差し込む太陽の光で冬の室内を暖めたり、夏の強い日差しを軒や庇で遮ったり、風の通り道を生かして室内の空気を循環させたり──こうした自然のチカラをデザインに取り入れることで、機械設備に頼らずとも、年中を通して快適に暮らせる住まいにするのが「パッシブデザイン」です。光熱費の削減にもつながるうえ、長期的に快適さが持続する家づくりとして注目されています。

本記事では、パッシブデザインの基本から、設計力による差、自社の対応力まで、快適な暮らしのための新しい視点をご紹介します。

自然の力を利用する──それがパッシブデザイン

パッシブデザインとは、太陽の熱や光、風の流れなど「自然の力」を活かして、できるだけ機械に頼らずに快適な住環境をつくる設計手法です。空調や照明に過度に依存しない住まいは、光熱費の抑制だけでなく、身体への負担も少なく、より健やかな暮らしへとつながります。

具体的には、以下のような要素を組み合わせながら、家の性能を最大限に引き出します。

・日射取得:冬場は南向きの大開口で日射熱を取り込み、太陽の暖かさを室内に蓄える
・日射遮蔽:夏場は軒や庇で直射日光を遮り、室温の上昇を防ぐ
・自然風利用:敷地や周辺環境に合わせて窓の配置を工夫し、風通しを促進
・断熱・気密:外気の影響を最小限に抑え、室内の快適温度を保つ
・昼光利用:照明に頼らず、自然光を効果的に室内に取り入れる

これらを土地の特性や気候条件と組み合わせて設計することで、冷暖房や照明などのエネルギー使用を減らし、光熱費を抑えるとともに、自然と調和した心地よい暮らしを実現できます。

重要なのは、ただ開口部を大きくしたり断熱材を厚くしたりすればよいという話ではないということ。太陽の角度や風向、周囲の建物の影響など、敷地ごとの条件を丁寧に読み取り、それに応じた設計を行う必要があります。

またこうした設計には、建築家や設計士の知見が不可欠です。過去の実績や地域の気候を把握したうえで、一邸ごとに最適なパッシブ戦略を提案できるかどうかが、住まいの快適さを左右します。

パッシブデザインとは単なる機能ではなく、「その土地で、自然と共に暮らす」ための住まいの考え方そのものなのです。

パッシブ設計に強い会社を選ぶと、家の質が変わる

パッシブデザインを本当に活かすには、敷地条件を正しく読み取り、快適さを数値と体感の両面で設計に落とし込める力が必要です。土地の形状、周辺環境、風向きや日射量など、複雑な要素を統合的に判断できる設計士がいるかどうか。そこが住み心地を左右します。

重要なのは設計者がその土地に立ち、五感で感じながらプランを描けるかどうか。例えば「北から風が抜ける立地なら、南北に窓を配置して風の通り道をつくる」「午後の日差しが厳しい場所なら西側の開口を絞る」といった設計判断は、地域に根ざした経験と知識なしにはできません。

また断熱や気密に関しても、単に高性能な資材を使うだけでなく、施工品質とセットで考えなければ意味がありません。どれだけ優れた設計でも、現場での納まりや気密処理が不十分であれば、パッシブ設計の効果は大きく損なわれてしまいます。

こうした観点からも、パッシブデザインは見た目やスペックだけでは判断できない分野です。表面上の設備性能ではなく、自然を扱う設計思想と、それを実現する現場力が問われます。

パッシブ設計に強い会社は、「住み始めてからの快適さ」に真摯に向き合っています。打ち合わせ段階でどこまで暮らし方を聞いてくれるか、設計が敷地条件に根ざしているか、完成後の光熱費やメンテナンス性まで提案してくれるか──そうした姿勢が、本物のパッシブを実現する条件なのです。

自然と調和した快適性と安心を兼ね備えた、両備ホームズのパッシブ設計

両備ホームズでは、岡山・香川エリアの気候や風土を徹底的に理解したうえで、自然の力を活かす設計を追求しています。南からの日差し、地域ごとの風の流れ、地形の違いを丁寧に読み取り、敷地ごとに最適なプランを一から設計。パッシブデザインを標準的な考え方として取り入れています。

設計の起点は、間取りや仕様ではなく「どう暮らしたいか」というお客様の想いです。その想いを受け止めながら、自然エネルギーと建築の知恵を融合し、外からの熱や光、風をコントロールして、心地よさが続く住まいをつくります。

パッシブ設計はまた、性能だけでは成立しません。両備ホームズでは、構造設計や現場施工に関するノウハウもすべて社内に蓄積。建築中の断熱・気密施工や開口部の納まりまで、一邸一邸に合わせてきめ細かく対応。断熱等級や省エネ基準といった法的性能指標にとどまらず、「体感的に心地よい住まい」であることを目指し、設計と施工が一体となって快適性を追求しています。

岡山の気候に最適化された設計。土地のポテンシャルを活かす設計。設備に頼りすぎず、自然と調和する設計──それらをバランスよく実現するのが、両備ホームズのパッシブデザインです。

まずは、どんな暮らしをしたいかからお聞かせください

パッシブデザインは、高性能な設備に頼る家づくりではありません。自然の力を味方につけて、健やかで心地よく、長く住み継げる住まいをつくる考え方です。

両備ホームズでは、断熱材の種類や開口部の形状といった技術的な話だけでなく、もっと根本的な「どんな毎日を送りたいか」「家でどんな時間を過ごしたいか」といった暮らしの理想からお聞きしています。

気候や土地、光や風──それらすべてと対話しながら、一邸一邸に最適なプランをご提案する。それが私たちの家づくりです。

具体的なイメージがまだなくても大丈夫です。まずは一緒に、理想の暮らしについてお話ししてみませんか?

両備ホームズは、その最初の一歩から安心して任せられるパートナーでありたいと考えています。

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